オオサキ発達ラボ 特性ある子の子育て、お役立ちblog

滋賀県大津市で子どもの発達のサポートをしています

じょうぎをうまく使えないときの対処法3つ

毎日の計算ドリルの筆算、じょうぎをうまく扱えずにイライラしていませんか?

じょうぎが苦手あるあるは、こちら。

・うまく定規を押さえられていない
・大人がじょうぎの押さえ位置を訂正しても、すぐに戻ってしまう
・定規を押さえていても、利き手を動かすとズレる
・何度も消す(消しゴムも苦手!)

それでは、対処法にうつります。フィットしそうなものがあったら、試してみてください。少しでもラクになりますように。


①小さな定規
小さな定規だと、指を広げなくていいので、ラクです(不器用っ子にとって、指の横移動ってけっこう大変な動作なのです)
筆算のおすすめは分度器です。とてもラク


②定規にすべりどめをつける
市販品は「定規 すべらない」でググると、数種類ヒットします。

こちらのナノピタは、数字が見やすいフォントです。
どの滑り止めも、最初は紙に吸い付きすぎるので、少し慣らしてからお子さんに渡すといいでしょう。なお、滑り止めは消しゴムでこするとダメになりますので気をつけて。


③縦書きで線を引く
線を横書きーー→ではなく、ノートを回して上から下に線を引いてみましょう。
体の真ん中より向こう側に手をクロスさせると、動作に微小なバグが出るお子さんが多いです(正中線をまたぐことができない)。体の中心で右と左を合わせる動作は比較的しやすい動作です。







最後に。

宿題は、保護者が書いちゃってOKです。
甘やかしではないです。計算をするときは計算。定規の練習をするときは定規。わけたほうが合理的です。学校や学童で疲れているタイミングで、苦手なことを混ぜこぜでしないほうがいいです。
練習するなら、休日に、おもちゃ等で遊びでやりましょう(もちろん、発達が追いついていない時は、無理しないこと!)

早く、筆算に定規がいらない世の中になりますように(合掌)


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