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【できるようになった!】ラボ生の爆発的成長の記録【学習・算数数学編】

・自分でできるようになって、サポートが不要になった事例などを集めました。

・「no.1」はその困りごとに勝利した一人目ということです。学年や特性が多様で、ラボ生の人数がまだ一桁のため、事例数も少ないです。

・⚪︎ヶ月は、集中特訓をしたものもあれば、自然治癒(総合的に能力が伸びたために、自然にできるようになった)ケースもあり、さまざまです。ラボに知見が少しずつたまって、改善までが早くなってきています(個人差や年齢差はあります)

・普:普通級 支:支援級 養:養護学校(特別支援学校)

・学年はスタート時です。

小学校の算数 ⚫︎100まで数える(数唱)

No.1 低学年普から2ヶ月 20まで数えられる → 遊びながら100まで

⚫︎指でさしながら10まで数える(目と手と音の一致)

No.1 低学年普から3ヶ月 数を忘れる、手がずれる、遊ぶ → ⚪︎

⚫︎7を指で作ることができる。数えずに一瞬で「5と2」など

No.1 低学年普から4ヶ月 1つずつ指を数える → ⚪︎

⚫︎ケタの理解(1が10こで10)

No.1 低学年普から1年 10の塊を一つずつ数える → 一瞬で15!など回答できる

⚫︎繰り上がりの足し算ができる、5+6を指なしで5秒以内

No.1 中学年普から3ヶ月 指を使いながらイライラ → スローで10問解く

No.2 低学年普から半年 ボード使用でスロー → ボード卒業

⚫︎繰り下がりの引き算ができる、11−5を指なしで5秒以内

No.1 中学年普から3ヶ月 指を使いながらイライラ → ◯

No.2 低学年普から半年 ボード使用でスロー → ボード卒業

⚫︎算数に使う助詞や疑問詞(1“より“2大きいかず、どちらがいくつ多い?など)

No.1 低学年支から2ヶ月 数字だけ見て足す → ◯、図を見て説明できる

⚫︎お金の計算(小銭で125円を作るなど)

No.1 低学年支から3ヶ月 わからないパニック → 買い物ごっこ⚪︎

⚫︎2桁×1桁の暗算

No.1 中学年普から2年 × → ◯、2桁の筆算を止まらずにできる

⚫︎ひき算の文章題で残りを求める問題

No.1 中学年普から1年 × 、文が読めない→ ◯

No.2 低学年普から半年 ×、集中が切れる → ⚪︎

⚫︎ひき算の文章題で差を求める問題 No.1 中学年普から1年 ×、文が読めない → ⚪︎

No.2 低学年普から1年 ×、集中が切れる → 二問目から一人でできる

⚫︎文章題で、かけ算と足し算を区別できる No.1 中学年普から2年 × → ⚪︎、+×の利便性を理解

⚫︎単位換算 100cm=1mなど

No.1 中学年支から1ヶ月 適当に記入 → 自分でツール使用や暗算

⚫︎あまりのある九九の割り算、余りの計算が繰り下がるもの

No.1 中学年普から3ヶ月 計算用紙を使用 → 暗算ok

No.2 中学生普から3ヶ月 3分で1問 → 3分で15問

⚫︎分数の簡単なたし算、ひき算(分母が同じもの、½+1/2)

No.1 中学生普から1ヶ月 分子と分母の混同 → ⚪︎

⚫︎分数の通分、たし算、引き算(½+¼)

No.1 中学生普から3ヶ月 × → ⚪︎

⚫︎分数のかけ算、割り算

No.1 中学生普から3ヶ月 × → ⚪︎

中学の数学

⚫︎正負の数 ⚫︎文字式 ⚫︎因数分解

中学生普、理解と記憶の土台が整ってから、各3時間ぐらい

※ラボは医療機関ではありませんので、医学処置等は行いません。 ※上記事例はラボに通う子どもたちに「こういうことがあった」という成長記録です。それ以上でもそれ以下でもありません。

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【できるようになった!】ラボ生の爆発的成長の記録【学習・国語編】

・自分でできるようになって、サポートが不要になった事例などを集めました。

・「no.1」はその困りごとに勝利した一人目ということです。学年や特性が多様で、ラボ生の人数がまだ一桁のため、事例数も少ないです。

・⚪︎ヶ月は、集中特訓をしたものもあれば、自然治癒(総合的に能力が伸びたために、自然にできるようになった)ケースもあり、さまざまです。ラボに知見が少しずつたまって、改善までが早くなってきています(個人差や年齢差はあります)

・普:普通級 支:支援級 養:養護学校(特別支援学校)

・学年はスタート時です。




⚫︎漢字を正しく書き写す
no.1 高学年普から 2ヶ月 自形のあやまりに気づかず → ほぼミスなし、自分で修正できる
no.2 中学年普から 4ヶ月 声かけで修正できず→ ほぼミスなし、自分で修正できる

⚫︎カタカナを覚えている
no.1 中学年普から6ヶ月 ×、写し書き → 自分で書ける

⚫︎ 1年生の漢字を覚えている
no.1 中学年普から 1年 ×、写し書き → 自分で書ける

⚫︎学年相応の漢字を覚えて書く
no.1 中学年普から3年弱 × → 補助なしで学年末テスト90点以上

⚫︎学年相応の漢字の読みができる
no.1 低学年普から1年 漢字ドリルの読みが半分正解 → ほぼ全問正解

⚫︎筆順がまぁまぁ安定している
no.1 低学年普から2年弱 筆順が毎回変わる → 安定

⚫︎漢字ドリルの宿題を15分程度で完了できる
no.1 中学年普から2年弱 宿題ノートを破ってパニック→ 一人で完了
no.2 低学年普から2年 1行ごとに休憩 → ほぼ自力、半分で休憩

⚫︎左手(利き手の逆の手)で紙をしっかりおさえる
no.1 中学年普から2年 ノートがくるくる回る → 姿勢と字が安定
no.2 低学年普から2年 おさえず → 日によるがほぼ安定

⚫︎音読にとりくむことができる
no.1 中学年普から1年半 読まず → 突然読み始める、単語の読みはときどきフォロー

⚫︎読解文の抜き出し問題
no.1 中学年普から2年 読解× → 自力で正解

⚫︎読解文の選択問題
no.1 中学年普から2年 読解× → 応用のみフォロー
no.2 中学生から半年 読解×、眠くなる → 簡単な問題を自分で解く、振りかえりは講師と

⚫︎補助ありで作文を書く
no.1 中学年普から2年 短い文章の作成でパニック→ 構成の補助のみ

⚫︎黒板の文字をノートに書き写す
no.1 中学年普から2年 学校の先生や友人の補助など→ 自力で問題なし

勉強はムリなく楽しく

※ラボは医療機関ではありませんので、医学処置等は行いません。
※上記事例はラボに通う子どもたちに「こういうことがあった」という成長記録です。それ以上でもそれ以下でもありません。

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普通級小学生★テストが40点ぐらいになってくる前にすること

学習障害、知的障害の傾向を持つ場合、急激に学習についていけなくなるタイミングがあります。ゴリゴリと自己肯定感をゴリゴリ削られます。誰かのほんの一言で心がポキンと折れてしまう可能性が十分にあります。

お子さんの性格やお友達関係にもよりますが、「僕なんて…」という自分に価値がないような言葉が増えてきたら、黄信号。沈みこんだ様子で遊ばなくなってきたら、自信が枯渇して活動停止する寸前です。できれば完全停止するその前に、健全な保険をかけましょう。


今回は4つの対策をあげておきます。


①目標設定や、学習の難易度や量を調整する

お子さんがグッタリしているときは、「普通」を捨てましょう。お子さんが元気でいることの方が大事です。お子さんと話し合いながら、お子さんのメンタルを一番保ちやすい登校目標・学習内容・学習量に設定しなおしましょう。

目標を下方修正する声かけの例
勉強から注意をそらす:「学校行って、友達と遊んで給食を食べてきたら、それでOK」
フル登校にこだわらない:「学校がしんどかったら、午前中は家で一緒に何かする?」
宿題のフル提出をやめる:「宿題は半分にしてもらえるように、先生に頼んでみる?しんどい日はナシにする?」
参加をゴールにする:「テストは、名前だけしっかり書いたらOK。一箇所書けたら100点!」

学習自体はもうすこし大きくなった時にリトライすればいいですが、いったん踏みつぶされてしまった心はトラウマとなって、その子の生き方を変えてしまいます。思いきって学習の優先順位を下げてください。
※具体的な学習の調整の方法については、近いうちに記事を書きます。

両親は自分の味方!理解者!ということがお子さんに伝わると、少し元気になるはずです。


②情報収集:教室以外の居場所さがし

普通級に向いてない!と感じている場合、ジャストフィットの学習環境は見つかりにくいです。なので、たくさんの選択肢を持った上で、うまく組みあわせましょう。最強デッキ作戦です。

手持ちのカードは多いほうが強い。どんどん見学に行こう。情報は足で稼ぐ。

・転校先候補:配慮のある私立や、小規模特任校、不登校特例校、サポート校、山村留学など
・在籍校学内:教室内別課題、別室登校
・通級、特殊学級、支援級:近隣の見学、転籍は何月までに確定すれば異動できるのかを必ず確認する(一学期末の学校面談で四月異動など)
フリースクール
・学童、放課後デイ
・習いごと
タブレット通信教育、zoom習いごと
・地域のサークル
・キッズシッター
・児童館、図書館
・手伝い(家業や地域など)

子どもの心が完全に折れてしまってから新しい環境に飛び込むのは、かなり難しいです。親子の元気が残っているうちに、親の見学と子どもの体験を済ませておきましょう。お子さんが「学校行くほど元気はないけど、〇〇先生のところなら会いに行こうかな」と思えるようなセカンドプレイスがあると、生活リズムが作りやすいです。


③もしものために:健全な自宅生活を送る準備

朝学校に行きたがらない(登校しぶり)・遅刻・早退・欠席が増えてきたら、ひょっとしたら不登校になるかも、と少し覚悟をしておきましょう。からっぽになってしまったHPとMPを充電するタイミングかもしれません。うろたえず、すこやかな充電ライフを送るイメージを作っておきましょう。

・昼ごはんの目処をつけておく
・可能ならリモートワークや就業時間の調整
昼夜逆転やゲーム依存にならない仕組みの整備。ルールの張り出しと、半自動の環境整備。弱っているときは簡単に依存症と昼夜逆転のコンボになりますし、そうすると、ひきこもりが年単位で長期化します。
子供のネットを時間制限で繋がらなくするWi-Fiルーター設定方法 | KAGEMARU-info
・趣味探し。ゲームYoutubeスマホ類以外で、おだやかに時間をつぶせるもの。

・簡単な家事の習得。「お米炊いといてくれてありがとう!」など、会話がないときも褒めやすいです。


④学校との連携を密に

・家での様子。イライラや消沈、パニック、食欲不振や不眠など。(週3回、1時間泣くなど)
・補修や特別追加課題の免除、宿題量の調整の相談(宿題に○分かかる。終わると○時)。
・授業中の別課題や、別室登校などができそうな可能性はあるか
・欲しい情報があれば頼んでおく。



以上です。

学童期は長い人生の中の一瞬です。そんなこともあったね!と親子で笑える日が来ますように。


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じょうぎをうまく使えないときの対処法3つ

毎日の計算ドリルの筆算、じょうぎをうまく扱えずにイライラしていませんか?

じょうぎが苦手あるあるは、こちら。

・うまく定規を押さえられていない
・大人がじょうぎの押さえ位置を訂正しても、すぐに戻ってしまう
・定規を押さえていても、利き手を動かすとズレる
・何度も消す(消しゴムも苦手!)

それでは、対処法にうつります。フィットしそうなものがあったら、試してみてください。少しでもラクになりますように。


①小さな定規
小さな定規だと、指を広げなくていいので、ラクです(不器用っ子にとって、指の横移動ってけっこう大変な動作なのです)
筆算のおすすめは分度器です。とてもラク


②定規にすべりどめをつける
市販品は「定規 すべらない」でググると、数種類ヒットします。

こちらのナノピタは、数字が見やすいフォントです。
どの滑り止めも、最初は紙に吸い付きすぎるので、少し慣らしてからお子さんに渡すといいでしょう。なお、滑り止めは消しゴムでこするとダメになりますので気をつけて。


③縦書きで線を引く
線を横書きーー→ではなく、ノートを回して上から下に線を引いてみましょう。
体の真ん中より向こう側に手をクロスさせると、動作に微小なバグが出るお子さんが多いです(正中線をまたぐことができない)。体の中心で右と左を合わせる動作は比較的しやすい動作です。







最後に。

宿題は、保護者が書いちゃってOKです。
甘やかしではないです。計算をするときは計算。定規の練習をするときは定規。わけたほうが合理的です。学校や学童で疲れているタイミングで、苦手なことを混ぜこぜでしないほうがいいです。
練習するなら、休日に、おもちゃ等で遊びでやりましょう(もちろん、発達が追いついていない時は、無理しないこと!)

早く、筆算に定規がいらない世の中になりますように(合掌)


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発達障害は治るのか。オオサキ発達ラボの見解

ADHDASD、LD、知的など。神経発達症の範囲全般についてのお話です。

※染色体や遺伝子の異常に起因する症候群は含みません。

※ラボ内での見解について、議論は致しません。

 

発達障害は治りますか?」「学習障害は治りますか?」と、保護者さんからご質問いただくことがあります。切実な想いでのお言葉だと思いますので、しっかりとお伝えしたいと思います。センシティブな回答になりますので、読んでいてつらくなる場合は、さっと閉じてください。

 

まず、日本国内での医学的見解について。ざっくり言うと「治らない。生まれつきの脳の特性なので、病気ではないから。」のようです。(たぶん、もうご存じですよね)

 

対しまして、ラボとしての見解はこちらです。ラボに通われる場合です。

 

・脳は可塑性(かそせい)と言って、柔軟に変化します。神経も同様です。

・体と脳を育てると、困りごとは格段に減ってきます。いまできないことは、能力が追いついたときに、本人がいつの間にかやりはじめることが多いです。

・ただし、トレーニングが進みにくい状況があります。トレーニングが進まないと、期待するような効果は出にくいです。(トレーニングが進みにくい状況:本人がヘトヘトで気力が残っていない場合、外遊びが足りていない場合、心身に危機がある場合など)

・新しい高度な悩みは、その都度でてくると思いますが、なんとか対応していきましょう。

寛解や特性をゼロにすることは難しいかもしれません。大量や長時間はしんどい、疲れているとできないなどのハンディは残る可能性があります。

※現在のラボ生は、能力の最終着地が読めないケース(いまのところ伸び悩みがなく、どこまで伸びるのか未知数)の状況です。追跡分析ができるようになったらお伝えができると思います。

 

繰り返しますが、上記はラボ生の場合です。お会いできない全国の皆さんに向けては、無責任なことは言えませんので、代わりに以下をお送りさせていただきます。

下記は、ラボのトレーニングの根幹となっている参考文献です。数々のトレーニングを試してきて、効果が高かったものです。今回は日本語で読みやすいもののみを厳選しました。

このページを読んでいただいている皆さんの、それぞれが目指している先に向けて、なんらかのヒントになれば幸いです。

※ メカニズムを理解した上で、本人が楽しめるようにアレンジして行ってください。

※ 専門家以外の方は、3分程度のエクササイズにとどめ、回数を積み重ねましょう。

※ 本人が嫌がったら、必ずやめる!!!!!

 

 

 

 

 

neurocentrics.jimdofree.com

 

その他 ラボが組み合わせている学問

リハビリテーション学 / 解剖学 / 作業療法 / 脳神経科学 / ヨガ / コーディネーション

応用行動分析 / 特別支援教育

ゲーミフィケーションユーザーインターフェイスデザイン 他

 

※原始反射の統合トレーニングについて

ラボでは、2020年頃より、原始反射のトレーニングを行ってきました。情報ソースは、海外のKindleと動画です。日本語訳とプログラム考案、実行テストを同時並行して、ノウハウが固まってきたのが2022年頃です。

ラボとしての原始反射への所感は『救世主』です。ただし、みるみる効果を出すには、技術とノウハウが欠かせません。または、僅かなずつの効果を目指して、手のかかる子どもに単調なトレーニングを継続させることは、ハードです(それでも十分に挑戦のメリットは享受できると思いますが。)

2023年時点で、原始反射の統合は、トンデモ科学の扱いが多いように思います。本格的に議論や感情論が巻き起こるのはこれからでしょう。反対意見の発生には一理あるように感じますし、世論の流れはいたしかたないと思います。ラボとしては、目の前の子どもたちに、できること全部やっていくのみです。Have a nice try and error !

 

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まぶしさがつらいケースのまとめ★原因と対策5つ

アーレンシンドローム(光過敏症候群)という言葉をご存知でしょうか。音過敏は知名度を増してきましたが、光への認知度はまだまだのようです。
私も3年ほど前に保護者の方から教えていただきました。そこから知見が溜まりまして、学習障害傾向と併発が多いことも発覚しましたので、少し書いておきます。(オオサキの肌感覚で、読むことが嫌いなお子さんは7割が光過敏!)


まず、感じ方の一例。人によって嫌さは違うと思いますが、このあたりをご想像いただくとわかりやすいかと思います。
・寝ている時に電気をつけられたようなイヤな感じ。
・懐中電灯を目に向けられたようなまぶしさ。
・ゲレンデの雪の反射のようなまぶしさ。
・パチンコ屋さんのようなチカチカまたたくまぶしさ。


そのとき、どんな気持ちでしょうか?体の反応は?
まぶしい!という表情のままで、10分キープしてみましょう。
・我慢はできるが、徐々にぐったり疲れていく感じ
・眉間や顔がこわばる→ひどいと頭痛
・何かにじっくり取り組む意欲(集中力)は起きにくい
・休憩が欲しくなる

顔をしかめ続けると、眉間が疲れる


私が、この子光過敏?と推測するシグナルはこちら。
・電気を消そうとする
・机の下に隠れる
・服や毛布をかぶる
・目にいつもチカラが入っている泣きそうな目つき
・ヤンキー風の目つき。
・家の外(ラボの廊下など)でところ構わずゴロゴロする。そのときに顔を隠して、暗くしている
・運動会時期はイライラがひどい


あてはまったらヒアリングや対照実験、対策にうつります。本人もつらさに気付かずに消耗しているケースが多いです。
以下、対応策5つあげておきますので、お試しください。ラクになるものが見つかるといいですね!


★最適な光量を測定して、本人の最適を把握する
スマホアプリで「ルクス 測定」と入力すると、無料のアプリがたくさん出てきます。本人に、部屋をちょうどいい明るさに調整してもらって、光量を測定しましょう。同じ明るさの中で、白い紙面も測定しましょう。
光量がわかったら、部屋の照明や遮光を工夫してください。


★白い机を避ける
学習環境は、白色の反射を抑えたほうが疲れにくいです。デスクマット(PUレザー、ポリ塩化ビニル)、木の板など。触覚の問題があるので(ペタペタ、ムニムニなど)、一緒に買い物に行って、マットに指や肘でさわって選ぶほうが確実でしょう。
また、白い壁も対策したほうがいいかもしれません。ただし、気が散ってしまうので、字や絵があるものを飾ることは避けましょう。

まっしろの学習塾、多いなぁ……精神と時の部屋はやめませんか……


★白い紙をなるべく避ける
・白黒反転でコピーする。黒背景、白文字
・グレー半透明などのクリアファイルに、プリントをはさんで読む
・色付き用紙、低白色用紙

・PCやタブレットはダークモードに設定
ダークモードについて - Apple サポート (日本)


★遮光眼鏡
東海光学さんから遮光眼鏡が発売されています。取扱店などは東海光学さんにお問い合わせください。
処方箋必須という眼鏡屋さんもありましたので、眼鏡屋さんにも問い合わせてから行ったほうがいいと思います。
www.eyelifemegane.jp


★疲れたときのおすすめ
・暗い場所で30分ほど休む
・ホットタオルを目に当てる
・騒がしい場所へのお出かけは控えめに


学校への合理的配慮の申請や、周囲への説明は、こちらを印刷して渡すと便利です。
www1.nhk.or.jp


改善について。あくまでラボの見解や仮説の域ですが、、、
モロー残存の影響で未発達の(ⅲ)動眼神経の影響と推測しています。まぶしさ(縮瞳:縮孔括約筋か?)と、動眼(特にピント合わせ・ブロックストリングス)がセットでできないケースがいまのところ100%です。
モローの統合と、途中から眼のトレーニングを行っていくと、徐々に症状が落ちついていくお子さんが多いです。


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